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2.3.1 円筒タンクの製作

円筒のタンクは20 MeV タンクと同様の作り方(銅電鋳法)をする事になった。もし新たに製作する事になれば相当のコスト増となる電鋳槽は、トリスタン用空洞に使っていた電鋳用の槽がメーカーに残っていたので、これを利用する事になった。空洞の直径が4cm小さくなった事を除いて新しい点は殆ど無く、私はこの空洞製作自体には何もタッチしていないし、KEK に納入されて初顔合わせとなった。製作は三菱重工の三原製作所が請け負った。

図 2.3: 電鋳槽から取り出した40 MeV リニアックのユニットタンク。空洞内径90cm、長さ3.5 m。6本のユニットタンクをつないで長さ15.6mのDTLとする。
\includegraphics[width=10cm]{tank-ep-40mev.EPS}


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