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5.1 DTLスタディの注意点

$\bullet$ DTLチューニングに関連して次のようなメイルが配付されている(2006年12月25日 加速管グループ Oさんより)。

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各位

以下の件は実際に実験に参加していた方は十分認識していたはずですが、念のために述べておきます。

Jさんらの測定結果をみるとRF振幅の最適値を捜すのにLLRFの振幅設定値を使用しています。
即ちクライストロン出力を基準にしています。つまり空洞に実際に入ったパワーではないことに注意して下さい。
従って(振幅設定値)ー(クライストン出力パワー)ー(空洞内レベル)の関係が分かっていない場合、カプラーの結合度やLLRFのパラメーターを変更すると振幅設定値が無意味になります。
本来はあくまで空洞レベルが指標となるべきです。そうすればカプラー結合度やLLRFのパラメーターが変化しても再現は容易です。
絶対値が信頼できなくとも、相対値で十分。記録はしてある?

DTLの場合、もしカプラー結合度などを変更する時はこの点を十分に考えて行って下さい。

以上、
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もっともな指摘であろう。


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