FCT用位相検出器、の設定切替え依存性の測定
文章 Ver001(文責:佐藤 進)
測定:2007.
2/28~3/1
目次:
(1)目的
(2)測定環境
(3)測定データ
(4)結果
(5)付録: Digitizerの線形性の結果
à [lco:275, 2007Feb4]
“WE7118についての資料”より抜粋。
(1) 目的
位相検出器には、入力信号に応じて、2種の設定がある。
(i) 位相反転(0度or 180度)と
(ii) 入力減衰(0dBm or -20dB))
これらの設定依存性を測定した。向後の改善の記録として備忘記録しておく。
(2) 測定環境
S13-FCT2に用いられた位相検出器を、トロンボーンで位相を振る事により線形性を測定した。信号入力レベルとして、約1.9dBm(約1.4mW)行った。Referenceレベルは共に約−3dBm
(約0.42W)で行った。測定信号の流れは以下の図0を参照の事。
トロンボーンを移動させる毎に、「0deg/0att」->
[0deg/-20att] -> [180deg/0att] -> [180deg/-20att]の順で測定し、その後トロンボーンを次の位相に動かした。測定は図1において、横軸位相の増加する向きに行った。
↑図0:測定信号の流れ
(3)測定データ
Step1: 横軸はまず測定値そのまま。[図1]
Step2: 横軸は、「180度フリップ設定」は、spec値179.9度を差引く[図2]
Step3: 横軸は、さらに(1直線になる様に適宜, just360度)を加える[図3]
Step4: 横軸は、Step3のまま。仕様値(0.01V/dB)で、「0dB減衰, 0度」
フリップ設定の直線からの、差分をプロット。[図4]。
参考:1度 〜
0.01Vである。
↑図1(左): 位相検出器の出力電圧(横軸:測定値)
↑図2(右): 位相検出器の出力電圧(横軸:測定値ー位相フリップ値[0/180deg])
↑図3(左): 位相検出器の出力電圧
[横軸:測定値ー位相フリップ値[0/180deg]+360deg
if needed]
↑図4(右): 位相検出器の出力電圧差(0deg, 0attの直線から。傾きspec値)
[横軸:測定値ー位相フリップ値[0/180deg]+360deg if needed]
注1:横軸近傍にある矢印は、切替え部分を見やすくする為のeye guideである。
(赤矢印:0度設定での測定に関して。青矢印:180度設定での測定に関して。)
注2:Step1~4の変化を追尾出来る様に、横軸は図1~4で共通にした。
4.
結果
位相検出器の、「0/180度、0dB/-20dB」設定に対する、
依存性は、±2度程度である。
5.付録
上記「位相検出器の線形に付いての議論」と、下記「Digitizerの線形性についての議論」とで、
議論されている、FCT測定における”位相誤差”は、両者共に、±2度程度の議論である事は記憶しておくべきである。
宛先: lco@ml.j-parc.jp
件名: [lco:00275] WE7118についての資料
日付: Sun,
4 Feb 2007 08:39:12 +0900 差出人: Susumu SATO
(1)WEメンテナンスツールに関する、手順書の案。
添付:0202_2007_Control某_develop_Vol1某.doc参照願います。
(2)FCTのTOF測定に用いられている、WE7118の線形性について。
添付:0202_2007_Linearity某_develop_Vol2某.docを参照願います。
以上。
添付: 0202_2007_Control__WE7118_develop_Vol1-v001.doc
添付: 0202_2007_Linearity_WE7118_develop_Vol2-v001.doc
0202_2007_Linearity_WE7118_develop_Vol2-v001.doc
改善についての資料 (WE(WE7118)の線形性
特性 [FCTに注目して]について)
Vol2_ver001
2007.Feb.2
佐藤進
図だけを抜粋する。
図1(左):[縦軸]WE7118読出し電圧と、[横軸]入力電圧(Fluke87で測定)の相関。
図2(右):[縦軸]WE7118読出し電圧とFluke98読出し電圧の差と、[横軸]入力電圧(Fluke87で測定)の相関。