next up previous contents index
: 2.1.2 20 MeVリニアックの測定と検討　1980年～ : 2.1 20 MeV 陽子リニアック　1973年 : 2.1 20 MeV 陽子リニアック　1973年   目次   索引

2.1.1 開発された技術

KEKの20 MeV 陽子リニアックは、我が国の初めての陽子リニアックとして、新しい開発技術を盛り込んで、1973年に建設された。ここに見られる新しい要素技術の数々は、その後の我が国加速器発展の基礎となったといっても過言ではない。特筆すべきは、空洞内面の銅電鋳法による製作、ドリフトチューブに入れるスタック型の四極電磁石の開発であろう。こうした技術開発は、当時の加速器研究者の熱意と、それに答えた三菱重工のスタッフとの共同作業と言って良いかと思う。この時に、陽子リニアック加速管製作に対する真摯な姿勢が確立されたものと考える。

next up previous contents index
: 2.1.2 20 MeVリニアックの測定と検討　1980年～ : 2.1 20 MeV 陽子リニアック　1973年 : 2.1 20 MeV 陽子リニアック　1973年   目次   索引
萠�ﾀ 髫�蛛Aォ ハソタョ19ヌッ4キ5ニ