: 3. 前段部分:イオン源とRFQ
: COMMENTS ON THE J-PARC
: 1. 序
目次
索引
J-PARCのような大きな加速器システムでは、リニアックは入射用加速器として安定にビームを供給する事が、重要である。クライストロンを選択したのは、そうした期待が大きな因子の一つである。リニアックのほとんどを占める加速管の製造法に、敢えて新しい電鋳法を採用したのも、そうした理由による。これまでの短い期間の運転では、まだ結論を出すのは若干早過ぎると感じるが、以下の兆候は感じられる。
- DTL、SDTLの高周波特性(真空、放電等)は、東海に移動してから、性能が向上しているようである。加速管関係者によれば、空洞の静かさが著しく向上していると云う。いくつかの理由は推定出来るが定かではない。ともかく、空洞を製作したPR電鋳の特性は、ここまでのところ発揮されていると思われる。
- 大電力高周波の安定性は、電子管時代に較べて、格段に優れていると感じられ、空洞の静かさも、高周波源が一因であろう。ビームを良くする為に、近い将来の細かい部分のコントロール改善を期待する。
: 3. 前段部分:イオン源とRFQ
: COMMENTS ON THE J-PARC
: 1. 序
目次
索引
萠タ 髫蛛Aォ
ハソタョ19ヌッ5キニ