lcoの皆様
本日の行程会議で,「交換を提案したFCTモニター(S12-3)」に付いての配布資料です。ご参考ください。
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添付ドキュメントは、本ホームページのトップページの第4章の参考文献「交換を提案したFCTモニター」に示した。
3月14日(水)配信:BEAM STUDY SUMMARY(Mar. 14, 2007 12:20 -21:10)
-- Beam conditions --
Energy: 3 MeV, 20 MeV, 37 MeV, Peak current: 5 mA, Pulse width: 0.05 msec, Repetition: 2.5 Hz
Beam dump: 3 MeV beam stop , 0 deg dump
Buncher ON, Chopper OFF
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・RFQのRFフィードフォワードの試験を行った。
正しく動作することが確認できた。
・MEBTバンチャーおよびDTLのフィードバックの再調整を行った。
・MEBTバンチャ−1および2のRF振幅と位相の再設定を行った。
・DTL1および2のRF振幅と位相の再設定を行った。
3月15日(木)配信:[lco:00317] ビームデータ回覧 (MEBT-Bun1,2スキャン: 2007Mar14[Wed])
lcoの皆様
>・MEBTバンチャ−1および2のRF振幅と位相の再設定を行った。
スキャンのグラフ/データを添付しました。
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添付ドキュメントは、本ホームページのトップページの第4章の参考文献「MEBT-Buncher1-2のスキャンのデータ」 (2007 Mar 14取得データ)」に示した。
コメント:相変わらずRFQの出力エネルギーが低い。これが、本当に正しいかどうかの精査はしたのであろうか。
3月15日(木)配信:Subject: 急ぎの連絡
各位
今回のRUNになってからDTLのtripが頻発しています。(1回:10〜30分)以前は1日位は安定だったことから、原因は空洞ではない可能性が高いと思ってますが、まだはっきりしていません。
現在「波形記録器」をD1にセットしてtrip時の波形のみ記録していますが、皆様も情報をもっと集めて
下さるようご協力お願いします。
3月15日(木)配信:Subject: [lco:00319] DTL phase scan summary
皆様、
今回のDTL位相スキャンのサマリーをお送りします。
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添付ドキュメントは、本ホームページのトップページの第4章の参考文献「DTL phase scan summary」に示した。
3月15日(木)配信:Subject: Re: 急ぎの連絡
みなさま へ
DTL1のtripに関して早急に出来る対策が取りあえず夜間のエージング位しか考え付きませんでしたので、案(DTL1の状況.doc)を送付します。
*現在ビーム試験中のため(私)が作業出来ないので、他力本願で誠に申し訳無いのですが今夜夜勤のITさんにお願い出来ればと思っています。
また、D1からD3までのフェーズスキャンの見直しが済んだみたいですのでエクセルを少し追加しました。
S10A(S19)のAT交換に関して空洞のフランジ面およびAT側のフランジ溝の写真が有りましたので添付します。
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添付ドキュメントは、本ホームページのトップページの第4章の参考文献「DTL1 の夜間エージングについて」に示した。
3月15日(木)配信:Subject: [jk-acc:03262] Study Summary
BEAM STUDY SUMMARY(Mar. 15, 2007 10:00 -20:50)
-- Beam conditions --
Energy: 50-56 MeV, Peak current: 5 mA, Pulse width: 0.05 msec, Repetition: 2.5 Hz
Beam dump: 0-deg dump
Buncher ON, Chopper OFF
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・DTL3の振幅と位相の再設定を行った。
・SDTL1において、自動位相スキャンのアプリの動作試験を行った。
プログラムの動作を確認することができた。
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3月16日(金)配信:Subject: Fw: 急ぎの連絡
A様・皆様へ!!
A様、trip時の状況のデータありがとうございます。昨夜(6時頃)、N氏から 聞いた状況が具体的な資料として得られて、非常に参考になります。もう少しゆっくり見たいと思いますが、感想を述べます。
・feedbackを強くした印象ですが、根拠が分かりません。タンクレベルの安定化を強固にする意図でしょうが、chopped beamの加速及びACS加速時のbeam loading補償には役に立ちません。現在のタンク環境(detuning等々)でどれだけの量のfeedforwardの電力が必要かの情報を得るのに少し役に立ちます。
・個人的には、DTLタンクは充分に初期段階(初めての使用後)でのコンデショニングが 終了していると思っていません。以前にも述べたように、タンクレベルと真空(真空度、アウトガス種類の変化)の関係から運転上好ましくないタンクレベルがあります。それが、構造上のものか単なる個々のタンクの汚れによるものか判断しなければなりません。現在のRF電力供給法では、その好ましくないタンクレベルにある状態が長いように思います。善意に解釈すれば、後々の為にその状況を解消する為かと思いますが。現時点では、安定な運転を得る為に、そのようなタンクレベルでの運転を避けるようにしなければなりません。
・A氏指摘のように、エージングすることも大切です。
以上 思いついたことを羅列します。
3月16日(金)配信:Subject: 3月16日のDTL1エージング状況です。
みなさま へ
昨夜、JTさんが1.36MW付近まで下からゆっくり上げてエージングを行ってくれましたので朝の段階でも2〜3時間程度はRFが落ちなくなっていました。
また、KTさん、Faさんが設定を見直してくれて、上昇時定数40us、P:80、I:100で現在設定終了後の11:13以降RF関係で空洞が落ちる事は無くなっております(DTL全て同設定にした)。
参考までに前回のパラメータは、Run4:上昇時定数40us、P:40、I:40
Run5:上昇時定数30us、P:120、I:120で空洞不安定
3月16日:上昇時定数40us、P:80、I:100で空洞安定運転中
となっております。また、夜中に空洞グループがいる時は1.1倍程度のエージングは継続したいと思います。>朝直すのを忘れるとコミッショニンググループに文句を言われそうですが。
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添付ドキュメントは、本ホームページのトップページの第4章の参考文献「DTL1エージング0316」に示した。
3月17日(土)配信:Subject: [jk-acc:03266] Study Summary
BEAM STUDY SUMMARY(Mar. 17, 2007 10:20 -20:50)
-- Beam conditions --
Energy: 50-62 MeV, Peak current: 5 mA, Pulse width: 0.05 msec, Repetition: 2.5 Hz
Beam dump: 0-deg dump
Buncher ON, Chopper OFF
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・SDTL1で位相スキャン試験を行った。
SDTL1の位相と振幅はチューニングできた。
・SDTL2の位相スキャン試験を開始した。
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Web page : http://www-cont.j-parc.jp/cont/accsts/li/LinacStudySummary.html
3月18日(日)配信:Subject: [lco:00324] FCTエレキ個体差測定の現状(2007Mar18現在)。 (Re: FCT用位相検出器の,誤差について(位相反転設定への依存性、入力減衰設定への依存性))
lcoの皆様
本日18日の日々打合せで配布したかった、「FCT用エレキ(位相検出器+ADC)の、個体差(線形性等)測定の現状」です。印刷が、日々打合せに間に合わなかったので、文章化しました。ご参考ください。
FCTの、エレキ部分の個体差は、±0.5度程度に較正される事になります。
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添付ドキュメントは、本ホームページのトップページの第4章の参考文献「 FCT 用エレキ個体差較正」(2007 Mar18 現在)に示した。
3月18日(日)配信:Subject: [jk-acc:03267] Study Summary
BEAM STUDY SUMMARY(Mar. 18, 2007 10:20 -17:00)
-- Beam conditions --
Energy: 50-62 MeV, Peak current: 5 mA, Pulse width: 0.05 msec, Repetition: 2.5 Hz
Beam dump: 0-deg dump
Buncher ON, Chopper OFF
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・SDTL2の位相スキャン試験を行った。
SDTL1の位相スキャンとの比較を継続中。
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Web page : http://www-cont.j-parc.jp/cont/accsts/li/LinacStudySummary.html
3月18日(日)配信:Subject: [jk-acc:03272] Study Summary
BEAM STUDY SUMMARY(Mar. 19, 2007 10:00 -19:00)
-- Beam conditions --
Energy: 50-62 MeV, Peak current: 5 mA, Pulse width: 0.05 msec, Repetition: 2.5 Hz
Beam dump: 0-deg dump
Buncher ON, Chopper OFF
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・SDTL2の位相スキャン試験を行った。
SDTL1の結果との比較を継続中。
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Web page : http://www-cont.j-parc.jp/cont/accsts/li/LinacStudySummary.html
3月21日(水)配信:Subject: [jk-acc:03275] Study Summary
BEAM STUDY SUMMARY(Mar. 21, 2007 10:00 -21:00)
-- Beam conditions --
Energy: 58-114 MeV, Peak current: 5 mA, Pulse width: 0.05 msec, Repetition: 2.5 Hz
Beam dump: 0-deg dump
Buncher ON, Chopper OFF
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・SDTLの位相スキャンを行った。
SDTL3から開始し、SDTL8まで終了した。
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Web page : http://www-cont.j-parc.jp/cont/accsts/li/LinacStudySummary.html
Subject: [jk-acc:03277] Study Summary
BEAM STUDY SUMMARY(Mar. 22, 2007 9:40 -23:30)
-- Beam conditions --
Energy: 105-182 MeV, Peak current: 5 mA, Pulse width: 0.05 msec, Repetition: 2.5 Hz
Beam dump: 0-deg beam dump
Buncher ON, Chopper OFF
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・SDTLの位相スキャンを行った。
SDTL9から開始し、SDTL15(最後のSDTL)まで完了した。
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Web page : http://www-cont.j-parc.jp/cont/accsts/li/LinacStudySummary.html
3月23日 配信:Subject: [lco:00328] Debuncher位相スキャン
KT様、
デバンチャーの位相スキャンのデータをもう一度見直したところ、振幅設定値は約3割アップでよいようです。暫定の設定値は5140付近となります。よろしくお願いいたします。
デバンチャ−1の振幅は十分あったことになるので、なぜデバンチャ−2の振る舞いが変だったか不明ですが。
ちなみに、設定値4000でのデバンチャ−1の振幅はフル幅で2.1MeV、設定値4500でのデバンチャ−2の振幅はフル幅で0.1MeVでした。設計値はそれぞれ2.7MeV、0.9MeVです。
3月23日(金)配信:Subject: [jk-acc:03279] Study Summary
BEAM STUDY SUMMARY(Mar. 23, 2007 9:40 -14:00)
-- Beam conditions --
Energy: 181/3 MeV, Peak current: 5/26 mA, Pulse width: 0.05 msec, Repetition: 2.5 Hz
Beam dump: 0-deg dump/MEBT beam stop
Buncher ON, Chopper OFF
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12:00まで、181MeV加速で、以下のスタディーを行った。
・軌道の粗調整
・デバンチャーの位相スキャン試験
12:00より、3MeV加速で、以下のスタディーを行った。
・RFQの26mA加速試験
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Web page : http://www-cont.j-parc.jp/cont/accsts/li/LinacStudySummary.html
3月23日(金)配信:Subject: [lco:00329] Re: Debuncher位相スキャン
KTです。
デバンチャ−1については、振幅の校正をし直します。
現状だと設定値5000以上ではVSWRメータの入力レベルが許容値(100mW)を越えるので、はやりアッテネータを追加する必要があります。
その上で設定値4000が現在の5140(KLY出力160kW程度)になるよう調整し直します。
デバンチャ−2については今のところ問題点の見当がつかないので、これから考えます。
以上よろしくお願いします。
3月27日(火)配信:Subject: rf電場
S19(S10A)の真空悪化の原因がATでは無く、端板のEシール部らしいと言う事で少し現場が忙しくメールが遅れ済みません。
どうも空洞Pickupからの信号だけでは値がケーブル等の校正が合っていないかもしれないと言う話もあり、今回クライストロン出力Pfを2で割って各空洞からのクライストロンへの反射Prを引いた値をRun5(参考)と言うタブに作ってみました。
>カップリング等何も考慮していないので、意味がないかもしれません。もう少し綺麗に出来たら全員回覧するかと思いますが、とりあえずデータ送ります。今後ともご助言よろしくお願い致します。
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添付ドキュメントは、本ホームページのトップページの第4章の参考文献「run5の加速電場パラメータ0326」に示した。