: 6.5 リニアックデザインーー敷地の制約
: 6. 仕様の変更とデザインの変更
: 6.3 リニアックデザインーー可変収束系
目次
索引
ドリフトチューブリニアックに可変の電磁石を採用するとなれば、その周波数は自ずと決まってくる。これまでの432MHzの3/4倍の324 MHz とした。世の中には350MHz という加速器周波数があり、この周波数のクライストロンが量産されている。それでは、何故、350MHzを選ばなかったのか。答えは簡単である。第一には、横方向位相進み60度を確保する為。第二は、周波数にして10パーセントの差は基本的な大きさにして10パーセントの差となる。電磁石を含むドリフトチューブの製作を考える時、この10パーセントの大きさの差は非常に大きいと考えたのである。一番故障しやすい所で10パーセントの大きさの余裕がある低い周波数を選んだのである。これは、何も大きさだけではなく、発熱と発熱除去の問題にも大きな長所となり、リニアックの整列精度も緩和されるなど、至る所にその恩恵はある。
: 6.5 リニアックデザインーー敷地の制約
: 6. 仕様の変更とデザインの変更
: 6.3 リニアックデザインーー可変収束系
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