: 3.8 スタディ結果等の公表について
: 3. Run 7へのコメント
: 3.6 加速電流と微弱電流モニターについて
目次
索引
J-PARCリニアックスタディでは、スタディ開始後半年を経て、未だに加速後の横エミッタンス測定結果が存在しないようだ。これが、スタディ方針の結果であるならば、世界の標準的な手法と照らして、異常といえる。横エミッタンスは、横チューニングの基礎データとなるものだから、スタディ開始後まもない時期に、測定の準備等を兼ねてチェックするのが一般的である。
そうした事をJ-PARCスタディで行っていたとすれば、何か公表されない理由があるのだろうか。測定を一旦は行ったにもかかわらず公表されないとすれば、夫れなりの理由があるに違いない。唯一想像されるのは、結果が予想外に悪い値なので、公表をしなかったという事である。第3.5節で示したように、MEBTのミスマッチ状態では、加速後の横エミッタンスは相当に悪い値であると推定される。そうした値を公表する事は、なんらかの理由ではばかったのであろうか。
このように、今の時期になってエミッタンス測定が報告されていないという事は、理由はどうあれ異常なスタディ方法である事だけはまちがいない。
幸いにも、MEBTのミスマッチが修正されたのであるから、測定を繰り返して、公表しても良いのでないか。更に、エミッタンス測定値を基礎に、横チューニングの最適化を視野に入れてよいのではないか。それとも、最適化は必要ないと考えるのであろうか。
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