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6.5 リニアック空洞の冷却水温度上昇

$\bullet$ 2月22日配信メイル:タンク及びDT温度上昇の仮測定070221
皆様へ!!

 昨日(2007/02/21)、10時から11時30分にわたり、DT及びタンクの冷却水温度を読み取りました。 現在のRF電力供給時、どれくらいの温度になるかの参考値となります。
将来の正規励振時の温度上昇の参考になりますし、冷却水流量変更の参考資料の一部にもなると思います。添付ファイルを見てください。
RFの条件が変わった時にも再測定し、DT及びタンクの温度変化にも留意して下さい。

但し、
・個々の測温抵抗体のバラツキの校正(RF電力なしの場合の測定必要)
・RF電力の校正状況が不明です。T1/T2(RF画面の値)、隣のラックのパワーモニターの校正です。
・タンク3直列の冷却水通水も考慮していません。

ついでに、
先日Aさんのパラメータリストがありましたが、非常に有効な情報です。
電力モニターの校正が終了していることが大切です。また、オートチューナの設定条件(現在、どのような意図で設定されたか私自身把握していませんが)も、個々のタンクでバラバラのような気がします。多分、高尚な意図(ビームの振る舞いに影響大ですが)の結果でしょうが。
ビーム加速時には、タンク間位相も記載されることを望みます。

$\bullet$ 2月23日配信メイル:冷却水水温の変化図追加とその他
T・N両氏及び皆様へ

 先日(2007/02/22)、2/21のDT及びタンクの冷却水水温の図を配布しましたが、3タンク直列配管による水温の変化を見る図を追加しましたので、添付ファイルで配布します。タンク励振電力に差がありますが、直列配管の3タンク水温の増加を見ることが出来ます。
 オートチューナの変化(低電力測定から類推される共振点への移動量との差)も観測したい気がしますが、オートチューナの移動量調整の原理を把握していませんので、意味のあるデータとならないかもしれません。例えば、反射波の量を見れば、適当(意味不明)なオートチューナ位置になっていることが分かります。ビーム無しの日に共振点に移動し、移動量を測定すれば良いと思いますが。

T様
 私は今日(2/23)LCPに出席する元気がありませんので、欠席します。N氏も休暇かと記憶しています。故に、機会があれば、通常の作業報告以外に、A氏のパラメータリストの一部を紹介し、タンク励振電力が設計値と異なっているように見えるので、タンクRF-モニターのカップリング及びケーブル長の効果を考え、タンク励振電力モニターを次の立ち上げまでに校正する旨を報告して下さい。
勇気があれば、タンク間位相がどのような値になっているか見る場所も聞いておいて下さい。
場所が分かれば、A氏のパラメータリストの測定に追加出来、役に立ちます。
設定値云々ではあまり意味がありません。変化量を把握すること以外に。
真空の状況も報告するならば、経過観測中とでも報告して下さい。
S10A(?)リークテストですぐ見つからなかった。(詳細は、CK氏のメール及び意見を聞くこと)冷却水水温変化に関しては、RF幅を広げて、水温上昇も観測したい旨。

以上 今思いついたことを羅列します。良しなに!!

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添付ドキュメントは、本ホームページのトップページの第2章の参考文献「タンク及びDT温度上昇の仮測定」に示した。

コメント:こうした問題が生じている由縁は、コミッショニングを担うグループが、必要なパラメータを担当グループに公表しない為と考えられる。何が、基本的な重要な数字であるかの検討が不十分なのであろう。加速後のビームの性質だけを測定して、逆に加速パラメータを決める方法は、いくつかの不確定要素を含むものである。


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